2009年(平成21年)度予算原案の発表にあたって

2009年1月16日 都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西由紀子  本日発表された平成21年度予算原案は、前年度に比べ3.8%減の6兆5.980億円で、5年ぶりの減となっています。好景気に支えられて財政再建にひと息ついたのもつかの間、金融破たんにより世界を駆け巡る経済不況と法人事業税の暫定措置によって、都税収入は前年度比13.6%減の4兆7.577億円と、単年度過去最大の下げ幅を示し、3年ぶりに5兆円を下回りました。 予算規模が減に転ずる中で、「都民へ『安心』をもたらし、『希望』を指し示す予算」として、... 続きを読む

2009年東京都予算編成にむけ提案書を提出

都議会生活者ネットワークは、2009年度の東京都予算編成にむけ、2008年12月18日、提案書を提出しました。 アメリカに端を発した世界的な金融危機によって、2008年度の法人事業税はすでに減収で、当初予算は見込めない厳しい状況で、雇用状況の危機は深刻です。 都の「東京緊急対策Ⅱ」が、解雇された人の雇用確保、資金難による中小零細企業を本当に救済することができるのか、対策の実効性が問われるところです。 医療機関や介護現場での人材確保は困難を極めています。早急に周産期医療体制の構築のため、地域の診療所や助産所... 続きを読む

2008年第4回定例会を終えて(談話)

都議会生活者ネットワーク 幹事長 大西由紀子  首相自ら100年に一度の「未曾有の大不況」という経済状況の中、東京都は年度末・年度始めの端境期に対応するとして、総額508億円に上る補正予算を計上し、本日可決しました。補正予算の8割以上が中小企業対策であり、融資枠を増大し、保証金補助を行い、公共工事で緊急事態に対応するなどで、資金繰りに苦しむ中小企業への支援として緊急的に必要な対策であり、すばやい対応と考えますが、職を失い、住まいも失い、本当に支援の必要な人々にまでしっかりと届けなくてはなりません。 世界的... 続きを読む